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【ブログマーケティング】初心者でも失敗しない5つの基本とおまけ

マーケティング

初心者がブログで失敗する理由って知っていますか?

ズバリ、マーケティングを知らないからなんです。

私もブログを始めるまでは「マーケティング」ってアンケートをとったりするものでしょ?くらいの感じでした。

マーケティングとは一言でいうと「商品やサービスが売れる仕組みづくり」です。知れば知るほど世の中はマーケティングで作られていることを知りました。

だからマーケティングなんてアンケートでしょって言っていた私が成功するはずがなかったのです。

とはいえ私が購入したマーケティングのテキストは450ページ以上。こんなに読んで自分のものにしてからでは時間がもったいないと思いました。まずは基本の5つを押さえ、ブログを運営しながら勉強していくことに。

この記事では私と同じようにマーケティングを知らない初心者の方のために、ブログに必要なマーケティングの基本を5つ解説します。

この記事の内容

・初心者でもマーケティングが必要な理由

・初心者が最初に押さえるマーケティングの基本5つとおまけ

この記事を書いた人

国立大学理学部卒業。教育職13年経験、その後転職し現在は事務職。急速に変化するデジタル社会での生き残りをかけ、Webリテラシーを勉強中。独学で勉強されている方を応援し、独学の推進へとつながる記事を執筆中。

ワヲン

1. 初心者でもマーケティングが必要な理由

マーケティング難しい…

ブログ書くだけなのにマーケティングまで必要なの?と思いますよね。ただブログと言っても、趣味の延長上でするものであればマーケティングまで必要はないのかもしれません。

私が今日お話ししたいのは、アフィリエイトやアドセンスなどブログで収益を得たいと思っている方向けのものです。

収益を上げたければ本業も副業も同じなんですね。厳しい話ですが、稼ぐってそうそう簡単なおいしい話は転がってはいないんです。そんなにいい話があればみんな人には教えませんよね。

私自身がそうだったんです。副業だし、そんなに大儲けする訳ではないし、スキマ時間でお小遣いが増えればいいなという軽い気持ちがどこかにありました。そこまで時間をかけられるほど、普段の生活が暇でもありません。

でもやってみて気づくことって多いですね。少し遠回りですがブログを始めてよかったと思います。セールスライティングやマーケティングを知るきっかけもブログのおかげです。

そして、ブログで収益を上げるためにはきちんとセールスライティングやマーケティングを勉強する必要があることもわかりました。

理由は簡単です。勉強をしなければ誰もブログに来ないからです。

自分で書いていて少し恥ずかしくなりましたが、何も知らない頃は本当にただの誰も見ない公開日記みたいな状態でした。

そこからSEOやセールスライティング、そしてマーケティングと少しずつ実践していくことでアクセス数や広告のクリック数に変化が表れ始めました。

そうなんです。必要な理由はただ一つ。私はマーケティングの勉強をしなければアクセス数やクリック数など増やせなかったからです。

2. 初心者でも失敗しない5つの基本

まずは基本から!

2-1. 売るものを先に決める

ブログで収益を得るためには、収益を得るための広告または売りたいコンテンツ、サービスなどがあります。ブログ初心者であればアフィリエイトやGoogleアドセンスなどの広告収入がほとんどでしょう。

Googleアドセンスであれば、サイトへのアクセスやPV数を増やすことでクリックを待つしかありません。そのため今回はGoogleアドセンスは除外して考えることにします。

アフィリエイトの場合は掲載する広告が売りたいものになります。自分が書く記事から誘導できそうな広告を選んでもよいのですが、できれば掲載したい広告を決めてから記事を書くことをおすすめします。

理由は結論を後付けしてしまえば記事の内容がぶれてしまうからです。

例えば浮気がバレたときの言い訳を考えてみてください。浮気が見つかってから後付けの言い訳では、会話が進んでいくほど筋が通らずしどろもどろになっていきますよね。

浮気をする前に言い訳を考えていた場合は、どんな風にばれるのかケースごとに言い訳を準備していますのできちんと説明することができます。

※事前の言い訳を推奨していません(笑)あくまでも例えです。

最終的にこの広告にたどり着くようにそこまでの道を作ってあげることが必要です。

ただし1つだけ注意点があります。釣堀で例えると魚がいない池に釣竿を垂らしてもいつまでも魚はかからないですよね。

現代最強のマーケターと言われる森岡毅さんがUSJを立て直したとき、企業ブランドを「ハリウッド映画のみ」から「日本のアニメやゲームも含める」形へ変えられました。

これは映画好きの客層と映画とアニメとゲーム好きの客層の数を比較すれば一目瞭然です。USJに興味を持つ対象者数を増やすこと、つまり釣堀の魚を増やすことで釣れる確率を上げたのです。

逆に池の魚は多くはないが釣り人が誰もいない釣堀もチャンスは広がります。商品(アフィリエイト広告)を決める際は、釣り人の数と魚の数を常に意識しておきましょう。

2-2. ペルソナを設定する

ペルソナとは商品を購入してもらうユーザーの人物像です。年齢や性別、家族や仕事の環境など、できるだけ具体的にどのような方が商品を購入するのか、広告をクリックするのか設定します。

例えば「30代、既婚者、女性」などの人物像はターゲットと言われます。それに対してペルソナは具体的に架空の人物を作り上げます。

ペルソナ
ペルソナ

山田 太郎

40歳 〇✕株式会社

普段は残業が多い

5歳と2歳の息子と妻

趣味は家族旅行

ペルソナ設定のポイント

・行動が予測できるような具体的で身近な人物像にする

・思い込みや理想で設定しない

・アンケートなどを利用しできるだけ正確に

・定期的にペルソナを見直す

このペルソナの設定がこのあとのコンテンツの質に大きく影響します。

2-3. 上質なコンテンツ(CTR⇒CVR)

売りたいもの、ペルソナが決まったら記事を書いていきます。記事はセールスライティングのテンプレートを準備しておきましょう。

テンプレートは3つの視点から埋めていきます。

①読者の悩みが解決する記事になっているか。

②競合のページ内容を押さえているか。

③自分の経験などオリジナリティを出せているか。

また読者が悩んでいるキーワードから考えられる他の悩みや興味がありそうな記事を準備(内部リンク)しておきましょう。

「買おうかな」という悩みから、記事を読むうちに「どれを買おうかな」という悩みへスライドさせることが目的です。

私は学生時代、家庭教師の契約を取るアルバイトをしていました。実際は家庭教師に教材がついてくる教材屋さんみたいな感じです。

アポイントがない日は同じアルバイトの仲間とロールプレイングで練習をさせられたのですが、そのとき所長に言われた言葉が、当時学生だった私には衝撃的でしたので今でも記憶に残っています。

その言葉は「相手が断るための言い訳全部に、回答を準備しておきなさい。順番に潰していけば買わないと言えなくなる。」というものでした。

「営業ってこういう仕組みなんだ…怖いなぁ」と思ったのを覚えています。そして、そのあと「子どもを落としなさい。子どもは純粋だから必ずやりたいと言う。そうすれば親は断りにくくなる。」

これはセールスライティングでも同じことが言えると思います。

買おうか悩むような商品の欠点については、すべて記事で解説しなさいということですよね。

そして本人の利益だけでなく、子どもなど本人以外の利点を解説することが最終的な購入決断の後押しとなります。人は自分のためより、自分以外のための方が決断しやすいというデータもあるんですよ。

2-4. 集客(PV数⇒CTR)

記事は、収益記事と集客記事に分かれます。集客記事でアクセス数やPV数を増やし、内部リンク等で収益記事へ誘導するようなサイトの構成を考えてみましょう。

集客に強いのがSNSですね。特にTwitterはブログとの相性がとてもいいです。私もTwitterで相手を知りたいときは必ずプロフィールを確認します。もしブログがあれば必ず目を通します。逆も同じですよね。

Twitterの文字数は140文字です。記事をコンパクトにまとめてツイートしましょう。継続的にツイートすることでフォロワー数も増やせば、1回のツイートでブログへアクセス数も比例して増えていきます。

お客様が増えることが売り上げを伸ばす簡単な方法ですよね。ブログも同じです。アクセス数が増えることが、Googleアドセンスやアフィリエイトの売上を増やすことにつながります。

2-5. 目標(KGI/KPI)と分析

最後に戦略を継続するためのPDCAを覚えておきましょう。最近KGIやKPIという言葉を耳にしませんでしたか?簡単に言えば、どちらも目標のことです。

ワヲン
ワヲン

KGIは、最終目標の数値

ワヲン
ワヲン

KPIは、目標達成度合いを計るプロセスの目標数値

例えばアフィリエイトの収益を昨年10万円から2倍の20万円へ目標を設定したとすると、この目標20万円がKGIです。

そして20万円を達成するためには、その記事へのPV数を昨年の2倍2000にする必要があるとします。このPV数2000がKPIです。

収益の目標(KGI)と、達成するまでのプロセス(PV数を増やす、クリック率を上げるなど)の数値目標(KPI)を設定します。そしてKPIの達成がKGIの達成へつながるかで戦略の評価が決まります。

PDCAの一例

PLAN(売りたいもの・ペルソナ・KGI/KPIの設定)

DO(PLANに応じたコンテンツ作りと集客の実施)

CHECK(データを集め、KGI/KPIの検証)

ACTION(課題の発見と解決策)

PLAN(KGI/KPIの見直し)

大事なのは、PDCAをやめない(回し続ける)ことです。

おまけ あなたのブログ「USP」は何ですか?

USPとはUnique Selling Propositionを省略したものです。独自のセールスポイントです。競争に勝つには独自の強みがなければいけません。

USPの実例で有名なものが「ドミノピザ」ですね。今では当たり前となった30分以内の配達ですが、もちろん昔はありませんでした。

「熱々のピザを30分以内に配達。30分を過ぎれば無料です。」という当時は衝撃的なUSPがドミノピザを成長させたのは言うまでもありません。

あなたのブログのUSP30秒で説明してみてください!

3. 初心者でもマーケティングは必須!

マーケティング力
マーケティングは必須!

マーケティングは1日や2日で勉強できるものではありません。しかし初心者でもできるマーケティングを取り入れることで、マーケティングを知らなかった頃とは大きく差をつけることができます。

コロナ禍で世の中は急ピッチで変化しています。今後色々な仕事がなくなっていくでしょう。少し大袈裟ですが、その中で生き残る術を見つけてくれる鍵がマーケティングであると私は思っています。

変化に対応できず置いてけぼりでもいいですか?

私はマーケティングを勉強します。この記事では初心者向けの基本について書きましたが、今後深掘りした記事も書いていきたいと思っています。

次はあなたが行動する番です。この記事を最後まで読まれたということは十分に知識を吸収する準備はできています。一緒に頑張りましょう。