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【初心者向け】ブロックチェーンとは? 5分で簡単解説【仮想通貨だけではない未来】

ブロックチェーンとは

仮想通貨には興味があるけど、ブロックチェーンって何のこと?

仮想通貨って、もしかして怪しい…?

初心者
初心者

勉強したい気もするけど、 

なんだか難しそう……

こんな気持ちになっていませんか?

安心してください!

仮想通貨を買いたいからといって、すべての人がブロックチェーンの仕組みを理解する必要はありません。

誰もが簡単に理解できるほど簡単なものでもありません。

しかし、仮想通貨の運用を安全に行う知識の一つとして知ることはとても大事です。

この記事は、忙しくて勉強する暇がないあなたのために、初心者でも5分で理解できるようにブロックチェーンの概要を解説します。

一緒に勉強していきましょう!

この記事の内容

①ブロックチェーンとは?

②ブロックチェーンの理解を深めるキーワード

③ブロックチェーンの未来

この記事を書いた人

・ワヲン

・国立大学理学部卒業

マーケティング、Web3、英語を独学中

・あなたの独学を全力でサポートします!

ワヲン

1. ブロックチェーンとは?

ブロックチェーンとは?

1-1. 注目される理由3つ

AICATY
AICATY

ブロックチェーンといえば?

初心者
初心者

仮想通貨かしら??

あなたの答えは何でしたか?

私の答えも「仮想通貨を可能にした技術」こんな感じでした。

もちろん正解です!

しかし、なぜたった1つの技術がこんなにも注目されるのでしょうか?

ここからが本当の正解ですよ~

ブロックチェーン技術が知られたのは、「サトシナカモト」という名前で発表された論文(仮想通貨を可能にする技術)でした。

この論文をもとに実現した仮想通貨が、そう今では有名なビットコインです!

初心者
初心者

ほら、仮想通貨でしょ。

仮想通貨ってお金みたいなイメージですよね?

みんなが一番欲しいものかもしれません。

ということは、何よりも求められるのは安全性です。

不正や改ざんが簡単にできるようであれば、誰も仮想通貨なんか持ちたくありませんよね。

それを特殊な暗号技術で安全にしたのがブロックチェーンです。

1つ目は「安全性」です。

ただ注目される理由はこれだけではないんです。

これまでの常識が覆るほどのインパクトをもたらしました。

それは、2つ目は「管理者がいない」ということです。

例えば日本ではお金を管理しているのは、日本銀行ですよね。

会社を管理しているのは、社長です。

おうちは、おかあさん?(笑) お宅も女は強しですか?(笑)

冗談はさておき、今あるビジネスにおいて管理者は必ず存在します。

このような制度を中央集権と言います。

それに対しブロックチェーンは、自律分散システムと呼ばれています。

管理者は作らず、データを複数のノードに分散し、それぞれが自律して平等に仕事をすることで可能にしました。

そして、3つ目が「仮想通貨だけではない」ということです。

ブロックチェーン技術の一番のポイントは「取引記録を公正に残す」ことです。

このポイントを活用すれば、今まで改ざんなどを心配されているものを実現することができるようになります。

例えば、選挙などの投票システム、著作権の管理、文書の管理、お店のクーポンの配布、コンサートのチケット、などなど、アイデアは尽きることがありませんね!

それでは、ブロックチェーン技術とはどんな仕組みなのか、少し覗いてみましょう。

1-2. ブロックチェーンの仕組み

ブロックチェーンがなぜ安全と言われるのか? その仕組みについて解説します。

ブロックチェーンは、分散型の台帳です。

台帳とは、売買や事務上の記録の土台となる帳簿。原簿。

これをデジタルに変えると「取引記録が書かれたたくさんのデータベース」のことですね。

このたくさんのデータベースを(管理者がいないので)みんなで同じものを持って管理することにしています。

この参加者みんなのことをノードといいます。

ノードには、リーダーもいませんし対等に連携して動いています。

ビットコインは、世界中の約7500台のノードが常に動き、一部の故障や停止さえ何ら影響することなくこれまでずっとマネジメントされてきました。

もちろんノードが増えれば増えるほど、改ざんは難しくなり障害に強くなっていきます。

それでは構造はどのようになっているのでしょうか?

ブロックチェーン|サイバーセキュリティ情報局 抜粋

ブロックチェーンとは、上図のように、取引データを詰め込んだブロックをチェーンのようなものでつないだものと説明されます。

しかし、実際は物理的にチェーンでつないでる訳ではありません。

ブロックの中には、「取引データ」の他に、ブロックのバージョン情報やハッシュ値、タイムスタンプ、採掘難易度、ノンスなどが含まれます。

急に難しくなってきましたね。

ひとまず覚えるのは「ハッシュ値」にしぼります。

詳しくは後述しますが、ハッシュ値とは暗号の一種で、前後のブロックのハッシュ値は計算でつながっています

そのため、あるブロックのハッシュ値を改ざんしてしまうと、連携した次のブロックのハッシュ値の変更も必要になります。

そうすると、予想できますよね。次も次も次も次も次も……(笑)

しかもブロックチェーンは、分散型の台帳であり、幾つもの同じデータが世界中にあるわけですから、スーパーコンピューターでも瞬時にすべてを改ざんすることは難しくなるということです。

2. ブロックチェーンの理解を深めるキーワード

理解を深めるキーワード

ブロックチェーンの仕組みがなんとなくイメージできたところで、少し専門的な言葉を深掘りしてみたいと思います。

この章では、4つのキーワードを紹介します。ここまで理解できれば、あなたを見る周りの目も尊敬のまなざしになることでしょう!

ただし、少し難しいという方は読み飛ばしてもらっても良いかと思います。

それではもう少しお付き合いください。

2-1. 公開鍵と秘密鍵

公開鍵と秘密鍵とは、暗号技術のことです。

特定の人だけが情報にアクセスできるようにした暗号技術を公開鍵と言います。

それに対して公開鍵の暗号を読める状態に戻せる(復号できる)暗号が秘密鍵です。

専門的な技術は難しいですが、何となくパスワードみたいなものね!ってイメージは持ちやすいですね。

実際はそんな簡単なものではなく、スーパーコンピューターを用いてもこの公開鍵を解くには何万年もかかると言われています。

仮想通貨では、「コインを購入者へ送り、その人だけ使用可能にする」という基本的な仕組みの部分に公開鍵が利用されています。

2-2. ハッシュ関数

ブロックチェーンで重要な技術と言えば、このハッシュ関数です。

さきほどもひとまず覚えましょうとお伝えした「ハッシュ値」を計算するものがハッシュ関数です。

ハッシュ関数の特徴は、普通の関数のように計算結果を予測できないところにあります。

例えば自動販売機でイメージしてください。

コーラのボタンを押すと、コーラが出てくることは予測できますよね。

これが普通の関数です。

y=x+3という関数があれば、x=1のときy=4、x=2のときy=5ですよね。

しかし、この自動販売機に何が出てくるかわからないボタンがあったとしましょう。

これを押せるあなたは勇者です!(笑)

そしてこのボタンのような関数をハッシュ関数と言います。

ある値に対して常に同じ値を計算するが、その結果をまったく予測できないという点が、他の関数とは違う点になります。

このように計算されたハッシュ値が連続でつながっているわけですから、素人の私なんて改ざん方法を教えていただいたとしてもやる気にはなれません(笑)

2-3. P2P

P2Pとは、Peer to Peerを省略したものです。※Peerとは同僚、仲間、対等者。

少なくとも2台のノード(参加しているコンピュータのこと)がお互いに1対1で接続して通信をしている状態のことを言います。

さきほどビットコインでは約7500台のノードがいると紹介しましたが、この場合7500台それぞれが自分以外のすべてのノードと1対1で通信していることになります。

聞けば聞くほど、改ざんの難しさを実感しますね。

P2P方式の分散ネットワークは、一斉にシステムが止まるリスクがある一方、逆にどんなことがあっても止めることができないという欠点もあります。

すごい技術であることには変わりありませんが、メリットばかりにとらわれずデメリットを常に意識し備える姿勢は技術の発展に伴い、ますます必要になりそうです。

2-4. スマートコントラクト

スマートコントラクトとは、第三者がいないところでも自動的に契約を執行する仕組みです。

実はブロックチェーンという言葉が生まれる前に登場しています。

では、なぜブロックチェーンとともにスマートコントラクトという言葉も注目されたのでしょう。

スマートコントラクトは第三者がいなくても契約を執行してくれますが、スマートコントラクト自身を実行したり記録したりしなければなりません。

そこでその実行記録をブロックチェーンを利用することで、多数のノードがその役割を果たしてくれます。

また、スマートコントラクトの安全性や公平性を保ち、それを証明できる(誰でも閲覧可能している)のはブロックチェーンさまのおかげなんですね。

3. ブロックチェーンは仮想通貨だけではない

仮想通貨だけではない未来!

ブロックチェーン上に取引条件を設定(スマートコントラクト)しておくことで、第三者が関わることなく自動的に取引が可能になります。

このブロックチェーンが当たり前になった未来には、取引、契約、手続きなど、今まで当たり前だった第三者を介さずに自動で済ませられるようになります。

仮想通貨はもちろんのこと、役所での手続き、保険契約、社長のいない会社、車の売買(運営ルールを自動で執行・支払い)、産地偽装の不正がなくなる(生産物の植え付けから出荷までの記録)など、透明で公正な取引を簡単に行うことができるようになるでしょう。

クレジットカードがでてきたとき、カードで支払うのは危ないと思いませんでしたか?

スマホが出てきたとき、ガラケーでまだいいと思いませんでしたか?

Twitterでの炎上ニュースを見たとき、Twitterって怖いと思いませんでしたか?

今では使ってない人は時代遅れになってしまいましたよね。

あっという間に、今度はボタン1つで契約から支払いまで済んでしまう未来がやってきます。

まだ知らなくていいやと思っていると、加速度的に変化する未来の中で浦島太郎になっているかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

もう少し深掘りしたい方のために、最後におすすめの本を紹介します。

未来を楽しむために、今すべきことが見つかりますように!

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