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【図解】インボイス制度とは?ブロガーが今すべきこととアフィリエイトの未来

ブロガーのみなさん、こんにちわ。

今回は、2023年10月から施行されたインボイス制度について解説します。

初心者
初心者

インボイスって何?

横文字も税金もチンプンカンプン

ワヲン
ワヲン

安心してください。

私も初めはそうでしたよ。

インボイス制度でおさえることは、たったの3つです。

①インボイス制度とは?

②ブロガーは登録が必要か?

③今後の予想

日本人はお金を稼ぐ話も苦手ですが、

お金を取られる(納税)の話も本当に苦手ですよね。

でもきちんと学ぶことで、稼ぐことも節約することもできます。

難しい話は一切しません。

一緒にインボイス制度を攻略していきましょう。

この記事の内容

①インボイス制度とは?

②ブロガーが今すべきこと(登録は必要?)

③アフィリエイトの未来

この記事を書いた人

40代から「好きを仕事に」フリーランスとして独立

ブロガー×クリエイター

最近は”AI×英語”をテーマに、英語、AI、動画編集を毎日勉強しています。

ワヲン

1. 【図解】インボイス制度とは?

インボイス制度とは、簡単にいうと「消費税の仕入税額控除の方式」です。

2023年10月1日以降は、仕入税額控除を受けるには、適格請求書(インボイス)の発行・保存が必要になります。

初心者
初心者

すみません。

全くわかりません…

専門用語だと少し堅苦しいですね。

インボイス制度を理解するためには、次の2点だけ押さえておけば大丈夫です。

①消費税の仕組み

②インボイス制度で消費税の支払いがどう変わるのか?

それぞれ解説します。

①消費税の仕組み

消費税といえば、みなさんが毎日お買い物をしたときに払っているアレですね。

でも逆に、みなさんが何か物を売る場合には、この消費税をお客さんからもらいます。

お客さんからもらった消費税は、納税しなければなりません

では、これまでの消費税の納税方法はどうなっていたのでしょうか。

この図を見てください。

例えば、売上でお客さんから預かった消費税が10万円、

かつ、仕入で自分が支払った消費税は3万円の場合を考えます。

この場合、納税は「預かった10万円から、支払った3万円の差額7万円」をすることになります。

②インボイス制度で消費税の支払いがどう変わるのか?

では、この納税7万円がインボイス制度でどう変わるのでしょう。

簡単に言うと、

もらった消費税10万円を納税する(支払った分は考慮されない)

初心者
初心者

え?

ひどすぎません…

ワヲン
ワヲン

ですね。

でも全員ではありません。

実は「ある条件」があります!

それは、インボイスを発行できない事業者から仕入れた場合です。

インボイスとは、消費税の内訳を書いた証明書のようなものだと思ってください。

初心者
初心者

なんだ!

インボイスを発行すればいいのね。

まず、インボイスを発行するためには、インボイス発行事業者になる必要があります。

発行事業者になるには、登録申請をするだけで簡単です。

ワヲン
ワヲン

一旦ここでまとめます。

・インボイスとは、取引内の消費税の証明書

・インボイスを発行するためには、登録申請が必要

・インボイス発行事業者同士の取引であれば、これまでどおり消費税の差額を納税できる

ここで、質問です。

あなたは確定申告で消費税を納税していましたか?

されていた方は、すみません。

インボイスを登録申請していただければ問題ありません。

(きっとこの記事が必要な方には、いらっしゃらないと思っておりますが…)

ここまでお読みいただきありがとうございました。

「そういえば、してないぞ…」と思った方だけ、次へすすみましょう。

2. ブロガーが今すべきこと(登録は必要?)

消費税の納税をしていなくても焦る必要はありません。

ワヲン
ワヲン

消費税の納税は、

私もしてませんw

実は「年間の課税売上高が1,000万円未満の事業者は消費税の納税が免除(免税事業者)」されています。

そのため私もしていません。

では、ここで押さえる点は次の3点です。

①ブロガーは登録が必要?

②登録しないとどうなるの?

③登録した方がお得になる人とは?

それぞれ解説します。

①ブロガーは登録が必要?

インボイス発行事業者の登録申請は、課税事業者のみとなります。

しかし、課税売上高が1,000万円未満の免税事業者でも申請することはできます。

ただし、課税事業者にならなければなりません。

わざわざ免税事業者なのに課税事業者になりたくないですよね。

(それが政府の狙いかもしれません)

もちろん、登録申請は任意ですので、登録はしなくても大丈夫です

だったら、何も心配しなくてもいいのでは?と思いますよね。

②登録しないとどうなるの?

登録しなかった場合、次の2つのことが考えられます。

①アフィリエイト会社側の問題

②課税事業者になった方がお得かも?!

①アフィリエイト会社側の問題

アフィリエイト会社は、報酬を支払います。

しかし、私のようなインボイスの登録申請をしなかったブロガーとの取引では、消費税分を損しますよね。

そのため考えられることは、本来の支払い額から消費税分を差し引かれて支払われる可能性があります。

結局、免税事業者なのに消費税払っていることと同じです。

これを見てください。

アフィリエイト会社から届いたメールです。

【例1】もしもアフィリエイト

今のところ届いているメールには具体的な支払い額については明記されていません。

【例2】イラストAC

こちらは消費税分差し引いた支払い額になることが、ハッキリと書かれています。

ただし、インボイス制度には数年間、猶予期間が設けられています。

そのため、イラストACの例のように、段階的に消費税額分が報酬額から減らされることになりそうです。

今回、ブロガーにとってはこの程度で済みそうですが、

差し引けない消費税金額が多い場合は、契約打ち切りになる可能性もあります。

そうなれば、課税売上1000万未満でも、課税事業者にならざるを得なくなります。

免税の猶予があるようで、全員が課税するシステムに変わっているといった印象を受けました。

②課税事業者になった方がお得かも?!

では、次に免税事業者が課税事業者になった方がお得になるケースです。

それは消費税の還付です。

確定申告では、払い過ぎた所得税がある場合、還付されます。

同様に、消費税も払い過ぎた場合は還付の申請ができます

簡単に言うと、赤字のケースです。

仕入れが約25万円(内消費税25,000円)

例えば、パソコン代、資料代、サーバー代など。

売上(アフィリエイト報酬)が約1万円(内消費税1,000円)

この場合、消費税の過払い分24,000円を還付できる可能性があります

ただし、ブログだけの場合、あまり経費がかかることはありませんので、

課税事業者になることや還付の申請の手間を考えるとあまりおすすめはできないと感じました。

自分のケースで可能性があれば、以下に国税庁のリンクを置いておきますのでご確認ください。

3. アフィリエイトの未来

最後に、アフィリエイトの未来について個人的な考えを書きます。

今回のインボイス制度では、アフィリエイトが大きな問題となることはなさそうです。

しかし、私が今一番心配していることがあります。

それがSGE対策です。

簡単に言えば、Googleの検索結果の最上位にAIの答えが表示されてしまいます。

今はまだ施行段階ですが、来年からは本格実施になる予定です。

そうなれば、ブログを読んでもらえるでしょうか…

これが本当のアフィリエイト未来を左右すると考えています。

その対応について、今、SGEについての記事を書いています

是非また読みに来てくださいね。

今回は以上です。

最後に、まだステマ規制について何も対応してないという方は、以下の記事もお読みください。

広告 【WordPress : SANGO】ステマ規制対策‼ 一括ですべての記事に「広告あり」表示をする方法

最後までお読みいただきありがとうございました。